結果の出せるレメディ使い

あなたの波動に合わせたレメディの選び方をお伝えしています

父の病気にもしレメディを使えたなら…

 
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オーストラリアに18年暮らし、その中で自然療法に出会う。ホメオパシーを中心にさまざまな自然療法を学び、2005年に帰国、それ以来新潟、東京、福岡でサロンを展開、多くのクライアントさまや生徒さんとご縁を結びながら、健康のサポートを行なっている
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ホメオパシーで病気を治したいけど、レメディが選べない!

そんなあなたでも症状の判断とそれにぴったりのレメディをマッチングさせて「頭痛に○○」みたいにレメディが選べる

 

ホメオパス(自然療法家)の金澤千佳です

実は、私ごとですが、父が2月9日から入院をしています

そもそもは、左肩の脱臼が原因で手術を受けるための入院でしたが、驚くような展開があり、入院しています

 

コロナ禍の中では、入退院の時にしか家族は付き添えず、今年87歳になる父は一人ぼっちでの入院生活

誰にも会えない中で、現在はリハビリに励んでいます

 

レメディをあげたくても、それすらできません

食べ物の差し入れもできない状態で、薬漬けの日々という現実です

 

そこで、もし、レメディをあげられるとしたら、こんな症状の時には、このレメディという架空のお話をしたいと思います

 

脱臼から脳梗塞まで

 

父が、転んだのは、大晦日のことでした

当初、痛がったのですが、お正月だったし、コロナ禍だしと母は様子を見ていました

私も、転んだとは聞いていましたが、腫れてもいないし、他になんの症状もないというので静観

もし、ここでレメディをあげるなら、

 打身にArnica

 

父は、腰痛でもらっている湿布薬を貼っていました

 

2月に入って、まだ時々「痛い」というので、母は意を決して、近くの総合病院に連れて行きました

そこで、レントゲンを撮り、思いがけないことが発覚

それが、「脱臼」だったのです

脱臼直後なら、引っ張って入れることもできますが、ひと月以上経っていたので、それができず、手術しかないとの診断

そのまま、緊急入院となったのが、2月9日のことでした

そして、翌日10日に手術

 

 手術には、前日からStaphysagria

これは、手術による体や精神へのダメージに使うレメディです

 

手術をしてみると、なんと脱臼だけでなく、左上腕関節の骨頭骨折も判明!

 

そして、元々「心房細動」という心臓の病(不整脈がある)で血液をサラサラにする薬を飲んでいたので、術中に大出血を起こし、輸血1300CC という事態に陥り、ガーゼを詰めて縫い合わせ手術終了

結果的に何も治療はせず、肩は脱臼と骨折のまま

 

 骨のトラブルには、Symphytum

 

整形外科的なものは、西洋医療が向いています

ゆめゆめ、手術なしでホメオパシーだけで骨折を治そうとか思わないでくださいね

ホメオパシーでできるのは、骨のヒーリング、再生を促すことはできます

 

手術後、血液をサラサラにする薬を復活させると、肩の傷口から出血が止まらず…

止血のためには、薬を止めるしかありません

また、ガーゼを入れたまま縫合しているので、いずれ再手術をしてガーゼを取らなければなりません

薬をやめると血は止まる

でも、薬をやめると、脳梗塞が起きる可能性がある

この二つの矛盾した中で数日を過ごしたものの、薬を止めて数日後に再手術しましょうと決めました

ガーゼを取り出すことはしても、これ以上の治療は難しいことがわかりました

選択肢は下記の3つ

  • このままにして器具で固定することと痛み止めで痛みを回避
  • 骨頭部分を切って、手をぶらぶらのままにする→痛みはなくなる
  • 人工関節を入れる

究極な3つの選択で、残りの人生を考えて、この時点では、ガーゼのみ取り出して積極的治療はせずに閉じてもらうことに決定

そして、2月15日の朝から血液をサラサラにする薬を止めました

出血を止めるには、

 

 止血効果としてArnicaもしくはPhosphorus

 

そして、24時間後、父は脳梗塞を起こしました

 

脳梗塞とホメオパシー

 

2月16日の朝、保育園に向かっていた私は、運転中に病院からの電話を受けました

道路脇の駐車場に停めさせてもらって、電話を取ると、主治医からで「先ほど、脳梗塞を起こしたようです…」

 

流石に、手が震えました

そのリスクは聞いていたし、同意の上での処置でしたが、まさか本当に脳梗塞をこんなに短時間で簡単に起きたことが驚きでした

そこでもまた、3つの選択肢を与えられ、カテーテル治療を選択、別の大きな病院に救急車で緊急搬送となりました

運ばれる時点では、昏睡状態

救急車に乗る父を見ましたが、眉間に皺が寄っていたのがとても印象的でした

苦しいのかなぁ…そう思ったことを鮮明に覚えています

運ばれた病院で緊急治療を受けて、奇跡的に一命を取り留めました

治療後に医師と話すと、「最重症の脳梗塞で、脳低動脈で梗塞が起きたので運ばれてきた時は、四肢麻痺つまり両手足麻痺の状態でした」

2箇所、カテーテルで通しましたが、後遺症については、わかりません

通常この状態の脳梗塞だと8割が死亡、2割が植物人間だと…

そんなこんな話している間に、カーテンの向こうの父が目を覚ましたのです

またしても奇跡が!

少しして、中に入れてもらえました

私のことはわかりませんでしたが、母のことはちょっとの間を置いて思い出したようです

そして、言語障害が残っていて呂律の回らない口調で何かを必死に言います

怖い顔をして必死で喋ります

母と私はほぼ同時に何を言いたいかわかりました

「家に帰りたい」だったのです

すでに医師から、自宅でのケアは無理だろう、施設ですねと言われていたので、なんとも言えない気持ちでしたが、「一生懸命リハビリして帰ろうね」と、母が言っていました

 

そこから3週間、父は、復活、車椅子ではありましたが、食欲も戻りました

途中、細菌感染を起こし、何種類もの抗生物質にお世話になったようですし、脳梗塞を起こさないようにするための血液をサラサラにする薬は3種類投与されていました

細菌感染は、敗血症の心配もありました

細菌感染には、菌が確定できていれば、その菌から作られているレメディを使うことも可能ですし、症状(父の場合は発熱)に合わせてレメディを使うことももちろんできました

 

 菌から作られたレメディ、熱に合わせたレメディ敗血症用のレメディ(Baptisia)

 

そして、3月9日、脳梗塞を起こしてからちょうど3週間で、元いた病院(脱臼の)にまた戻ることになりました

久しぶりに父に会えましたが、顔色が良くて、びっくり

その生命力の強さに脱帽です

介護タクシーの車椅子から病院の車椅子に乗り換える時、タクシードライバーさんと私の二人でやっとでした

ここからは、また退院まで父に会うことはできません

転院した夕方、病院から連絡があり、肩の手術した部分が化膿していて、敗血症の恐れが高く、早くガーゼを取り出さないといけなくなったとのこと

翌日の3月10日に再度ガーゼを取り出すだけの手術をしました

最初の脱臼の手術からまるひと月、振り出しに戻っただけで、脳梗塞のままの今です

脳梗塞の後遺症は左半身に出ているようで、左の手足が動きません

脱臼のせいで、左腕と手はあまり使えていなかったので、足が加わったことになります

右は使えるはずですが、ひと月も寝たきり状態だったので、動きが悪く、結果的に歩けないとのこと

言語障害は、呂律は回っていますが、発語が遅く、会話には時間がかかります

脳梗塞に使えるレメディもいろいろあります

今は、もう後遺症にフォーカスしてレメディを使うこともできますね

 

 脳梗塞:Bar-carb, Cocc, Clot-h, Nux-vなど、ここは症状を細かく見ないと選べませんが…

 右側が麻痺:Arsenicum, Mercury

 脳梗塞後の右側の麻痺:Alumina, Bar-carb, Causticum, Cocc, Cuprum, Gelsemium, Lachesis, Opium

 

次に父に会えるのは、病院から退院して施設に向かう時だと思います

施設になると、病院よりは会えるようなので、その方が家族みんなにとって良いのかなと思っています

 

一つ付け加えると、父も母も環境が激変して、気持ちが安定していません(父については推測ですが)

なので、二人にTransitionというオーストラリアンブッシュフラワーエッセンスを処方しようと思っています

(母には明日渡す予定です)

環境の変化についていけない時によく使うフラワーエッセンスです

 

レメディもフラワーエッセンスも、適材適所に使って、少しでも楽になれたらと強く強く思う次第です

 

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