ホメオパシーを「ブラック」にしないために…
2010年のあの夏を思い起こす悲しい出来事が起きています
あなたらしい人生をサポートする自然療法プラクティショナーの金澤 千佳です
2010年の8月25日、東京の出先の駅のKIOSKで朝刊を見て仰天したこと、今も覚えています
朝日新聞のトップにホメオパシーが似非科学だと掲載されたのです
あの日から始まった悪夢の日々を私は忘れることはないでしょう
そして、今似たような出来事が再び起きています
レメディへの誤解
2010年の出来事のきっかけは、7月に判明した山口のK2シロップレメディで赤ちゃんが亡くなったと言う事件です
裁判になりましたが、和解され、その内容は表に出さない条件だったようで、どう決着したのかは分かっていません
その内容は、口にするのも恥ずかしい、日本でしか起き得ない出来事でした
当時、レメディのせいで赤ちゃんが亡くなったと随分言われましたが、真相は違います
新生児に飲ませるK2シロップを飲まさない代わりにK2シロップレメディ(そんなものが存在することすらおかしいですが)を飲ませたのが原因です
つまり、レメディを飲ませたことで亡くなったわけではなく、K2シロップを飲まさなかったことが原因で頭蓋内出血を起こして亡くなったのです
助産院での出来事でした
当時、助産院では、ホメオパシーを取り入れているところが飛躍的に増えていての出来事でしたが、これをきっかけに日本助産師学会は、ホメオパシーの使用を禁じたのです
こちらから当時の文書をごらんください
K2シロップレメディがシロップそのものの代わりになると言う発想そのものが普通ではありません
日本以外の国でそんなことを考えたりやったりするホメオパスはいなかったでしょう
繰り返しますが、赤ちゃんが亡くなったのは、レメディのせいではなく、シロップを飲まさなかったからです
そこが、誤解されて、レメディで赤ちゃんが亡くなったと言われてしまい、件の朝日新聞のバッシングへと発展していったわけです
今度は「サポートコロナ」ティンクチャー登場
そして、同じ団体が、今度は「サポートコロナ」なるティンクチャーの販売を始めました
まず、理論的に言えば新型コロナウイルスのウイルスからレメディを作ることができれば、コロナレメディというノソッズ(病原菌などから作られるレメディのことで、癌レメディがわかりやすい例ですね)が生まれます
そして、理論的には、このレメディが新型コロナの疾患に効果があるという可能性は大きいです
しかし、現時点でそのレメディを作ることは事実上不可能です
誰が考えても、そのウイルスを手に入れるのは容易ではないはず
百歩譲って、手に入れてレメディを作ることができたとしても、それをすぐ商品化することはできません
なぜなら、そのレメディがどんな特徴をもったレメディかわからないからです
新しい物質からレメディを作る時、プルービングといういうならば人体実験を繰り返して、そのレメディを飲んだ健康な老若男女がどんな症状を体験したかをこと細かく記載したものをいくつもいくつも集めてからやっと、商品化できます
レメディを作るというのは、エビデンスを集める、科学の手法と同じなのです
例えば誰もが知っているレメディのアコナイトも今までに何度もプルービグを繰り返しています
一度、商品として確立してからも、機会があるとプルビーングは繰り返されます
時代が変われば、特徴にも変化があるかもしれません
新型コロナウイルスが盛んにニュースになるようになってまだひと月ほどのこと
このティンクチャーにはコロナウイルスそのものはさすがに入っていません←当たり前ですが!
内容を見てみると、生薬やレメディが組み合わさっています
何れにしても、短期間で生まれたこのティンクチャーが本当に新型コロナウイルスに罹った時のサポートになるのか、また予防になるのか、エビデンスがないだろうことは明白です
そして、この商品をブログで掲載したあるホメオパスのブログが炎上して、ブログそのものが見られないように閉鎖されてしまいました
Googleで今「ホメオパシー コロナウイルス」などど検索すると、もっぱらこの「サポートコロナ」の話題で、「ホメオパシーがついにコロナ詐欺を始めた」とまで言われている始末です
このホメオパスのFBページにも記事が掲載されたようですが、こちらも現在は削除されています
またもや、同じ団体によってホメオパシーがブラック扱いされている状態に、同じ業界で仕事をする人間としては、腹立たしいのを通り越して、ただただ悲しい気持ちになります
そして、こういうことがあると、過去の話が蒸し返されます
この団体は、2011年の東日本大震災の時にも、「福島の土」なるレメディを作って販売しました
便乗商法とこの時も言われましたが、今回の方が罪作りな気がします
福島の土なるレメディを買おうと思った人は少ないと思うのですが、今回のことは、またちょっと違います
他の情報でもどう考えてもおかしいと思うものが平気でシェアされ広まっている状態です
なぜ怖いのか?
確かに死者が出ています
でも、インフルエンザで亡くなる方の数(率)よりは、まだまだ少ない状態です
軽症の方も多いと言われています
それでも、これほど皆が怖がるのは、正体が掴めないことと、だからこそ解決策がわからないからなのです
人間という生き物は、正体のないものを怖がる性質があるからです
そこにつけこむ人というのも必ずいるものです
ここ最近ずっと「正しく怖がる」と言われていますが、情報をもうこれ以上入れないというのも一つの手ですね
確かなことは、免疫力を上げること、そのためにできるのは
- 睡眠
- バランスの取れた食事
- ストレスを溜めない
- 適度な運動
これしかないのです
私も新型コロナ対策というのは、自分の手持ちのレメディを使うこと以外は免疫力を高めることに専念していきたいと思います
結果的に、それが健康に生きる最良の智慧なのですから!
どうか、どうか、ホメオパシーをブラックにしないために、変な情報に流されないでくださいね
知り合いの方に聞かれたら、ホメオパシーの別の姿をどうぞ伝えてください!
理解されにくいホメオパシーですが、もっと理解されない状態を作っているのは一部のこういった人たちです
墓穴を掘らないように、ホメオパシー禁止なんてことにならないようにできるのは、ホメオパシーを愛する私たち一人ひとりです
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