ホメオパシーのレメディーを使い過ぎていませんか?
自然療法の専門家、森本千佳です
ヒアリのニュースが連日報道されていますが、夏はアウトドアのシーズンですから、ヒアリ以外にも虫刺されを心配されているママも多いですね
通常の虫刺されであれば、ホメオパシーでの対応も可能なケースがたくさんあります
(なんでもホメオパシーで解決できるとは思わないでくださいね)
でも、ちょっと待って!
レメディーの正しい使い方知っていますか?
そして、レメディーを飲み過ぎてはいませんか?
ホメオパシーをどう使うか?
お子さんのいるご家庭では特に人気のあるホメオパシー、もちろん年齢を問わずどなたでも使うことはできます
富山の置き薬のようなイメージですから、手軽なことは確かです
但し、使い方を勉強しないで独自ですることはオススメしておりません
家庭でセルフケアができることからそういった本もたくさん出版されていますが、それは副読本のようなものだと思っています
だって、風邪や咳や高熱や下痢に使うんですよ、独学で不安でない方が私などは不思議でなりません
一度は、プロのホメオパスからきちんとした使い方を学んで、どういう時は病院も視野に入れなければならないのか、どういうものに使えるのか、そういった基礎知識を必ず学んで欲しいと思っています
このブログのお問い合わせを通して、よくご質問をいただくものに「セルフケアで●●レメディーを飲みましたが、却って悪化した」とか「ちっとも良くならない」などがあります
独学の場合、厳しい言い方ですが当然の結果だと思います
プロに習ったからといって、もちろん100%改善されるわけではありませんが、確率はやはりはるかに良くなるでしょう
なぜ、レメディーがうまくヒットしないのかというと、あまりに例外が多すぎるからです
「頭痛にはAレメディー、Bレメディー、Cレメディーが良い」と本に書いてあってもその通りに効果を感じられる人は、全員ではありません
また、薬局で売っている市販薬の頭痛用であれば、どんな頭痛かはあまり考えずに選ぶことができます
ところが、レメディーの場合は、
・どんな頭痛(痛み)か?
・痛む場所はどこか?
・いつ痛むのか?
・どんな要因が悪化させるか?
・どんな要因が好転させるか?
それによって、レメディーが変わってくるので、状態の正確な把握がレメディー選びには欠かせないのです
ですから、知識と経験がないと使いこなせないのが現実です
そこのところ、よく理解して欲しいのです
レメディーを使い過ぎていませんか?
もう一つ、私が老婆心で心配していることが、レメディーの使い過ぎです
今までも何度も言っていますが「ゴホンと言えば●●●」と同じように「ゴホンと言えば○○レメディー」と使っているのは、正しい使い方ではありません
薬じゃないレメディーならいくら飲んでも安心と言う考えが日本ははびこっているようでとても危惧しています
薬がレメディーに代わるだけで何かに依存しないと健康が保てない状態というのは、本当の健康ではありません
健康とは、サプリメントや薬やレメディーを飲んで維持するものではなく、きちんと食べ、きちんと眠り、適度に運動することで守られるものです
サプリやレメディーがないと健康でいられないとすれば、それは健康とは言えないのです
日本でのホメオパシーの使われ方を見ているととても不安を覚えます
また、自然療法の愛好家の方は、ともすると病院嫌いが多く、意固地になって病院や薬を否定される方が多いのも方向性が違うと思っています
ホメオパシーと現代医療は敵対するものではなく、共存するものであるべきです
多くの医者や病院関係者は、まだまだホメオパシーを否定します
でも、ホメオパシーを使う私たちが、現代医療を否定してはいけません
向こうがこちらを認めていなくても、私たちが自分の中で両方を共存させることが一番肝要だと思っています
オーストラリアにはホメオパシーの倫理規定がきちんとあって、ホメオパスが単独で見てはいけない疾患が7つ挙げられています
そう言う規制があるからこそ、節度が保たれ、ホメオパスもクライアントも守られること、忘れてはならないと思っています
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