結果の出せるレメディ使い

あなたの波動に合わせたレメディの選び方をお伝えしています

「咳でホメオパシーのレメディーを選ぶ」症状別でもう迷わない!保存版

 
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オーストラリアに18年暮らし、その中で自然療法に出会う。ホメオパシーを中心にさまざまな自然療法を学び、2005年に帰国、それ以来新潟、東京、福岡でサロンを展開、多くのクライアントさまや生徒さんとご縁を結びながら、健康のサポートを行なっている
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薬や病院に頼らないで健康に生き生きと暮らす方法をお伝えしている波動療法家・ホメオパスの金澤千佳です

ホメオパシーを初めて最初にぶち当たる壁が、「このレメディーでいいのか?」という選ぶ際の「迷い」です

セルフケアの場合、聞く人もいない、本で調べてもどれも当てはまるようでもあり、どれも当てはまらないようでもあり…

よくあるのが、この部分は◯◯レメディーだけど、この症状は△△レメディーだというケース

どっちのレメディーを飲むべきなのか?両方いっぺんに飲むべきなのか?

はてなマークが頭の中を占拠しますよね

そこで、今日から時々症状別にレメディー選びの基準をシリーズでお伝えしていきます

今日は「咳」についてです

 

咳にはどんな種類があるか?

 

 

一口に咳といってもいろいろなものがあります

ホメオパシーでレメディーを選ぶ際に大切なのは「観察する」ことです

新薬なら「咳止め」で済んでも、ホメオパシーの場合どんな咳かで選ぶレメディーは全く違ってくるからです

そこが、オーダーメイド療法と呼ばれる所以なんですが、選択を難しくしている原因でもあります

 

咳の状態

 

・喉が詰まって苦しい

・痰が絡む

・ガタガタ、ゴホゴホ言う

・吠えるように胸の奥深くから上がってくる咳

・ひどく咳き込む

・周期的な咳

・ガラガラいう咳

・絶え間なく続く咳

・乾いた深い咳

 

咳と一緒にある症状

 

・顔が赤い

・咳き込んだ後に吐く

・咳とあくびが交互に出る

・呼吸困難を伴う

・酸味の強い果物、特にリンゴを欲しがる

・舌が厚ぼったい

・うとうとして朦朧とする

・泣く(子どもの場合)

・絶えず吐き気がある

・イライラする

・声枯れ

・夜中に窒息感があり、死ぬんじゃないかという恐怖で目がさめる

・スポンジを口に当てて呼吸しているような感じ

・咽頭部が塞がれたようで窒息感がある

・舌が綺麗だが先っぽが赤い

・ひどい動悸

 

悪化する条件

 

・寒さ

・怒ること

・午前4時

・触られたり見られたりすること

・溜息、喋る

・午後、夕方、真夜中

・夜

・呼吸

・ベッド(布団)が温かくなる

・体を曲げる

・冷たい空気

 

好転する条件

 

・頭を高くして横になる

・吐く

・食べる

・抱っこ(子ども)

・冷たい水をすする

 

その他の特徴

 

・突然発症する

・吐くものは食べ物ではなく白く泡立ったもの

・どんな症状にも吐き気が伴う

・スポンジを口に当てて呼吸しているような感覚

 

とまあ、これだけの症状や状態を見ないと正しいレメディーが選べないのですからハードルが低いとは言えませんね

ただ、その人の特徴・体質というのもあって、だいたいいつも同じような症状になりがちです

そこで、咳の時はこれが良いとか下痢の時にはこれが良いとか、とにかく調子が悪い時にはこれが良いとか、そういった自分にピッタリのものが試行錯誤しているうちに出てきますから大丈夫です

難しく感じるのは最初だけ!

やっていくうちに、楽しくなるという声もよく聴きます

 

では、どのレメディーが自分の咳には合っているのか?

 

状態を観察したら、次はいよいよレメディー選びです

レメディーを選ぶ時に注目する順番は…

 

1。咳の特徴

何と言っても、どんな咳なのか?これが一番のポイントですね

重要なのは、次のポイントです

・乾いた咳なのか、湿った咳なのか?

・痰が絡んでいるのかいないのか?

2。悪化と好転の条件

どんな状態で悪化するのか?

・時間帯

・姿勢(横になるとか座っているとか)

・気候

・飲食

3。咳と一緒にある他の症状

咳だけということは普通ないと思うので、他にどんな症状があるのかが大事ですね

・睡眠は?

・熱は?

・食欲は?

・全身の状態は?

 

すべてに当てはまるレメディーはない!

 

残念ながら自分の症状すべてに当てはまるレメディーというものはありません

これは、咳に限らずあらゆる症状においてそうです

ホメオパスに診てもらう場合も同じで、その人自身をそのまま顕すレメディーというものは存在しません

だからこそ、大事なのは「似ている」ということ

ホメオパシーはそもそも、「似たものが似たものを治す」というコンセプトですから、いかに似ているものを探すかが大事なのです

自分の咳全般に一番近いレメディーを選びましょう!

 

 

咳に良い言われるレメディーについて

 

 

「そうは、言ってもちょうど良いのが選べないのよ!」というお声に下記に咳によく使われるレメディーをまとめてみました

これを参考にあなたの咳のレメディーを選んでくださいね!

レメディー名 特徴
Aconite(アコナイト) ・突然始まる

・夜中に突然目が覚めて咳き込む

・呼吸困難、窒息するような感じ

・喉が詰まったような感じ

・顔が赤くなる。

Anti-tart(酒石酸アンチモン) ・固い、ゆるい、がたがた言う咳

・痰が絡む

・咳き込んだ後に吐く

・怒ることで咳が悪化、午前4時に悪化

・咳とあくびが交互に出る

・呼吸困難を伴う咳

・吐くものは食べ物ではなく泡立った白いもの・

・酸味の強い果物、特にりんごを欲しがる

・舌が厚ぼったく、白く、ぶよぶよした感じ

・舌が赤いか、線が走っているような感じ

・うとうとして朦朧とする

・眠気に勝てない

・子供だと抱っこしてもらいたがる

・可哀想だと思うような泣き方をする

・イライラする

・触られたり見られたりすることで悪化

Causticum(水酸化カリウム) ・乾いた深い咳

・粘液(痰)を吐き出せるほどの深い咳はできない

・出かかった粘液(痰)がまた元に戻ってしまう

・ベッドが温かいこと、体を曲げること、冷たい空気で悪化

・冷たい水をすすることで好転

・声枯れまたは声が全く出ない

Drosera(モウセンゴケ) ・周期的な咳・ほえるような深いところからくる咳

・絶え間なく咳き込む

・百日咳にも使う

・しゃべること、ため息をつくことで悪化

・午後、夕方、真夜中以降で悪化

※30Cを使うが、1日2回(12時間に一度)までしか使えない。これを超えると強い好転反応が出る可能性がある。心臓に負担がかかる。

Ipecacuanha(吐根) ・絶え間ないひどい咳

・呼吸の度に咳き込む

・ガラガラいう咳

・絶えず吐き気がある

・中々はけないが吐くと楽になる

・食べ物への嫌悪感

・喉が渇かない

・イライラする

・子供はイライラして叫び声を上げる

・機嫌を直すのが難しい

・舌は綺麗だが先っぽが赤くなる

・唾液を伴う吐き気

・どんな症状にも吐き気がつきまとう

・吐き気と縁の深いレメディー

Spongia(焼き海綿) ・声枯れ、咽頭部の痛み、収縮して乾燥する

・咽頭部がふさがれたような感じで窒息感がある

・咳のせいで眠っていても目が覚める

・スポンジを口に当てて呼吸をしているような感覚

・夜に悪化。頭を高くして横になると好転

・食べることで好転。ひどい動悸、呼吸困難

・夜中に窒息感、死ぬんじゃないかという恐怖で目が覚める

 

レメディーのレベル(強さ)はどれが必要か?

さあ、レメディーが決まったところで次に問題となるのがレメディーのレベル(強さ)を現すポーテンシーと呼ばれるものです

通常、咳のような急性症状には、30Cが使われます

例外的に200Cが使われることもありますが、セルフケアでは世界標準に照らし合わせても低いレベルのものつまり30C以下が適当です

レメディーの飲み方はどのくらい?

 

 

そして、いよいよレメディーを飲みます

これがまた、判断が難しいところですね

基本的なお話しをします

 

症状が強い時

 

・高熱などの場合は、15分置きに飲むことも可能です

・強い嘔吐や下痢の際にも10〜15分置きに飲むことが可能です

 

症状が中程度の時

 

・1時間〜2時間置きの摂取が望ましいです

 

症状が比較的軽い時

 

・1日に3〜4回くらいの摂取となります

 

咳の場合

 

咳は、一日中しつこく続く場合が多いですね

その際には、水ポーテンシーと言って、一粒を500mlのペットボトルの水に溶かして一日中ちびちびと飲むこともできます

また、その方が効果が高い場合も多いので試してみてください

 

レメディーの辞め時

 

実は、飲み始めたのはいいが、いつ辞めるかがまた悩むところですね

良くなれば、辞めればいいのですが、そのタイミングは意外に難しいものです

熱は下がったら辞めればいいし、下痢は腹痛がなくなり、どうやら治ったらしいというところで辞めればいいですが、咳はピタッと治ることはなかなかないかもしれません

咳が減ってきたら、頻度を減らしていくのが当たり前ですが、ベストの選択です

胸のあたりも楽になってきたし、咳の出る頻度もおさまってきたなと感じたら、1日4回から2回へ、1回へと減らしながら様子を見ます

もし、またぶり返すような時は、頻度を元に戻すのが良いでしょう

 

ちっとも症状が変化しない時

 

レメディーを選んで飲んだのに、症状がちっとも変わらない!

そんな時も正直あります

レメディ選びを間違った時ですね

その時は、症状をもう一度見直してレメディーを選び直すより仕方ありません

落ち着いてもう一度ゆっくり考えて選びなおしましょう

 

【注意】

※急性と慢性では飲み方もポーテンシーも違ってきます

そのお話はまた後日に…

 

まとめ

 

 

ホメオパシーで自宅でする場合、つまり「セルフケア」という観点で書きました

但し、見極めがが大事です

すべての症状を家庭でまたは自分で治そうとは思わないでください

ホメオパシーにハマる人は、病院に行かない傾向が強いですが、それは違います

敢えて「ハマる」と書きましたが、本来病気に対するツールに「ハマる」という表現はおかしいのです

でも、日本ではなぜか「ハマる」と表現したくなる人が多いのが問題だと思っています

家庭料理と一流のシェフが作るレストランの料理は違いますよね?

玄人はだしの人はいても、あくまで素人は素人です

どんな道にもプロはいて、素人とは違う訓練を積んでいます

病気を治すというスキルは命に関わることなので特に高度な訓練と知識が必要です

咳と言って侮ることなかれ!

手に負えないタイミングを間違うとあなた自身もご家族も後悔することになりますから、その線引きだけは気をつけてくださいね

上手にホメオパシーのレメディーを活用して、健康ライフを営んでください!

 

関連して 「風邪でホメオパシーのレメディーを選ぶ」症状別でもう迷わない!保存版 もご覧ください

 

また、「インフルエンザ対策」ホメオパシーや自然療法でできること!保存版 もご覧ください

 

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セルフケアでレメディーがヒットしないと思う時

 

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