「インフルエンザ対策」ホメオパシーや自然療法でできること!保存版
一日部屋にこもっていると、空の色が曇っているだけで寒そうに感じますが、ベランダに出てみると案外あったかくて、ホッとします
人生を折り返し、こころとカラダににもやもやを抱える女性が、自己治癒力を高めてあなたらしい美と健康を手に入れる、自然療法の専門家・ホメオパスの森本千佳です
ニュースでもぼちぼち冬になると必ず出るあの話題「インフルエンザ」についてホメオパシーネタがっつりで書いてみます
どうする?インフルエンザ
特異な日本
予防接種先進国のオーストラリアに18年住み、子ども3人も普通に予防接種を受けましたが(当時はまだホメオパシーに出会っていなかった)、インフルエンザだけは受けていません
あれだけ、予防接種にうるさい国で、保育園の補助も児童手当も予防接種をしていないと受けられない国なのに、インフルエンザに関しては放置でした
学級閉鎖になったことなど一度もないし、インフルエンザに罹ったという話しも聞いたことがありません
今、振り返ってみると、私自身がホメオパシーの学生だった頃にひどい風邪をひいたことがありました
突然の寒気と発熱(しかも40度の高熱)で1週間以上寝込んだのですが、あれはインフルエンザだったのではないかと思います
ホメオパシー勉強中ですから、頭がガンガンする中、レメディーを調べたことを覚えています
最後には咳がひどく、声が全く出なくなり、恩師にファックスで状態を知らせて、レメディーを選んでもらい、友人の車に乗せてもらって取りに行きました
結核菌はないと言われているオーストラリアですが、インフルエンザ菌がないわけはありません
誰も騒がない、病院に行ったとしても普通の「風邪」として処理されているだけなのだと思います
国家をあげて「インフルエンザに注意」と言い立てるのはおそらく日本くらいではないでしょうか
インフルエンザも普通の風邪もウイルスの仕業であることは変わりありません
そして、ウイルスには抗生物質は効きません
なぜなら、抗生物質は、細菌感染の病気に対して効果があるものでウイルスや真菌には効果がないのです
会社や学校にインフルエンザの場合は証明書を出す必要があったりするので、病院に行かなければならないこともあるでしょうけれど、薬で治るかというと少し違いますね
証明書が必要なのも珍しいことなのです
インフルエンザの症状
風邪とどう違うのかといえば、発症のスピードでしょう
だんだん悪くなることが多い風邪に比べて、あれよあれよと熱が上がりぐったりするのがインフルエンザの特徴ですね
そして、鼻水や咳というよりも高熱と全身のだるさ、悪寒、関節の痛み、これらが大きな症状でしょう
インフルエンザの予防接種
国をあげてのワクチンでどれくらい効果があるのかという話しはもう喧々諤々の論議です
医療関係者の中でも評価が分かれるところで、このネタでFacebookなどに書くと賛否両論で炎上します(苦笑)
近年は、ワクチンを打ったグループと打たないグループでのインフルエンザ発症率を調べても差はない、もしくは打たない方が罹患率は低かったという報告もたくさん上がってきています
私自身は、子どもの頃に打ったきりでそれ以後打ったことはありません
オーストラリアにはインフルエンザワクチンを打つ人などいなかったし、帰国してからも一度も打ったことはありません
帰国した年に3回インフルエンザに罹りましたが、長いこと日本を留守にしていたせいで免疫がなかったことと久しぶりの日本の冬に身体が反応したのだろうと思っています
二男も日本に帰国した冬にひどいインフルエンザに一度罹りましたが、それを機に子どもから大人への階段を昇ったのか、顔つきまでもが大きく変わったので変化の際の身体の反応だったと受け止めています
打った人の方がインフルエンザに罹るという話しもよく聞くし、打っているから罹ったことがないという話しも聞きますから、どちらも答えとしては正解なのでしょう
だとすれば、どちらを選ぶかは自分次第ということになります
インフルエンザの予防
辛い症状であることには変わりないので、できれば避けたいと思うのが人情ですね
インフルエンザの予防については、民間療法と呼ばれるものも参考になるのは随分とあります
自分でできるインフルエンザ予防
家庭で自分でできることは、実は当たり前のことばかり、それが一番難しかったりします
食事
まずはなんといっても食事ですね
・ビタミンCの多いものを摂る
・水分の補給
・外食よりお家ご飯
・砂糖を控える
・バランスの良い食事
環境を整える
会社などの環境を個人で変えることは難しいですが、自分でできる範囲での対応が大切
・エアコンなどの温度
・湿度の調整(乾燥は、インフルエンザウイルスを増殖させます)
・洋服による温度調整
・外出から戻ったら手洗い、うがい(薬ではなく、塩などで対応)
・必要に応じてマスクの着用(使い捨ては衛生的ではありますが、不織布は皮膚にはよくありません)
インフルエンザに罹ったら
何をやっても罹るときは罹るものです
基礎体力がある人(子ども)なら大丈夫、あわてないこと!
私はホメオパスですから、ホメオパシーのレメディーを使いますが、それ以外にもできることはあります
レメディー以外にできること
病院に行っても出される薬は、インフルエンザそのものを治すものではありません
ウイルスの増殖を抑えるのが目的で使われるのがタミフルなどの薬で、インフルエンザそのものを治すことはどの薬にもできないのです
つまり、薬を飲まなくても治る、自然に治るものなのです
安静が一番、そして次に栄養とよく言われますが、食べたくないのに無理して食べる必要はありません
胃も休めてあげる方が良いのです
無理に食べたからと言って早く治るものでもありません
アロマテラピー
・Tea treeやEucalyptus(ユーカリ) などの抗菌作用の強い精油を使うことで家族間の感染も防ぐ力にはなりますね
ハーブ
・エキナセア、エルダーフラワー、タイム、カモミールなどのハーブをミックスして1日に3〜4回飲むのもおすすめです
インフルエンザに役に立つレメディー
インフルエンザで使い易いレメディーを一覧にしました
ご参考にしてください
レメディー名 | 特徴 |
Aconite(アコナイト)
※初期段階 |
・休まらない
・突然始まる ・眠気と高熱と発汗 ・脈が速い ・鼻が乾燥して鼻水が出ない、もしくはくしゃみを伴う鼻水がたくさん出る場合もある ・喉が渇く ・恐怖心が強く不安があって落ち着かない ・Aconiteでないのに、Aconite を使い続けることで肺炎になってしまう場合もあるので気をつけること。 |
Arsenicum album(ヒ素) | ・疲労と寒気、休まらない、落ち着かない
・鼻の中の一箇所を羽のようなものでくすぐられているような感じのくしゃみ ・肌をピリピリさせるような涙 ・高熱が出た場合、血管の中で血液が煮えたぎっているような感覚非常な寒気 ・炎を抱きしめたいような感じ ・隙間風、冷たい空気、真夜中以降に悪化 ・暖めること、熱い飲み物、温湿布で好転 ・前頭部の頭痛 ・落ち着かない、不安、恐怖感がある ・ひりひりするような痛み、暖めることで好転 ・とても喉が渇くが、ちびちび飲む |
Bryonia(蔦瓜) | ・関節の硬化
・乾燥した喉 ・イライラ ・最終的には肺炎、肋膜炎になる風邪 ・呼吸困難 ・鼻詰まりから来る頭痛 ・乾燥した痙攣を起こすような咳、咳は夜に悪化、食後、何かを飲むこと、温かい部屋に入ることなどで悪化 ・咳に頭痛、胸痛を伴う。口の中が乾燥する ・喉が渇くので水を大量に飲む ・イライラして一人になりたがる ・体中が痛い ・副鼻腔炎になることもある ・くしゃみを伴う、頭痛を伴う ・ちょっとした動きで痛みが増す |
Gelsemium(イソツツジ) | ・うとうとする、混乱
・寒気とほてりが交代で来る ・何かを飲み込むと耳まで痛い ・鼻腔が痛くて赤くなる ・鼻水によってヒリヒリする ・感染してから何日かして症状がでる ・熱が出る ・筋肉痛、虚弱、だるい、非常な疲労感、寒気が背中を上下する ・瞼が重くなり下がる ・熱は出るが喉は渇かない ・頭痛は後頭部か前頭部、もしくはその両方にある ・興奮状態、神経過敏、予期不安、静かにしていたい ・一人になりたい ・インフルエンザが治りきっていない場合にも良い |
Baptisia(ムラサキセンダイハギ) | ・喉の痛み
・疲労、筋肉痛、頭の重さ ・呼吸困難 ・精神的混乱 ・衰弱:熱の間、下痢などから ・とても喉が渇く、喉の炎症、固形物が飲めない ・脳の根元が重く感じる |
Ferrum phosphoricum
(リン化鉄) |
・初期の段階の発熱に良い
・高熱と疲労、炎症などのが主症状 ・症状は冷たさで次第に好転、動作と夜間に悪化 ・目と顔が赤くなる ・頭頂部に鈍くて重い感覚 ・頭の片側に釘を打たれているような痛み ・粘膜の充血、発熱から顔が赤くなる |
Eupatorium perfoliatum
(フジバカマ) |
・痛み、特に骨や腱が壊れたように痛む
・長々と続く熱、寒さ、休まらない ・非情な喉の渇き、乾燥した皮膚 ・腰のくびれのあたりから悪寒が始まる ・震えと発汗 ・頭痛:頭の奥までズキズキ、眼球が疼き極度に敏感 ・喉の渇きから美雨を飲みたがるが悪化する ・温まりたいけれど、温まると日のように熱く感じる ・良くなるまで横になっていたいが、医体の状態と痛みでそれができない |
Rhus tox(毒蔦) | ・疼痛のある痛み、特に骨の痛みを伴う風邪
・寒くて湿った天気で悪化 ・汗をかいた後にも悪化 ・ひどい鼻かぜ ・喉を見ると赤くて腫れ上がっている ・鼻が乾燥して流れなくなる感じ ・暖かいことで楽になる ・粘液がどろっとして黄色い ・声が嗄れてざらざらしている ・声の出始めが出にくい ・しゃべり続けていると良くなる ・包まれないことで悪化 ・骨が痛い、背中の痛みと硬化 ・体勢を変えることで好転 ・くしゃみと咳 ・胸骨の後ろ側がくすぐったい感じがする。
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レメディーのレベル(強さ)はどれが必要か?
さあ、レメディーが決まったところで次に問題となるのがレメディーのレベル(強さ)を現すポーテンシーと呼ばれるものです
通常、咳のような急性症状には、30Cが使われます
例外的に200Cが使われることもありますが、セルフケアでは世界標準に照らし合わせても低いレベルのものつまり30C以下が適当です
レメディーの飲み方はどのくらい?
そして、いよいよレメディーを飲みます
これがまた、判断が難しいところですね
基本的なお話しをします
症状が強い時
・高熱などの場合は、15分置きに飲むことも可能です
・強い嘔吐や下痢の際にも10〜15分置きに飲むことが可能です
症状が中程度の時
・1時間〜2時間置きの摂取が望ましいです
症状が比較的軽い時
・1日に3〜4回くらいの摂取となります
レメディーの辞め時
実は、飲み始めたのはいいが、いつ辞めるかがまた悩むところですね
良くなれば、辞めればいいのですが、そのタイミングは意外に難しいものです
基本的には、熱は下がったら辞めればいいし、下痢は腹痛がなくなり、どうやら治ったらしいというところで辞めればいいですが、ずるずると治まらない、なかなかピタッとは治らないかもしれません
症状が軽減されてきたら、頻度を減らしていくのが当たり前ですが、ベストの選択です
熱も下がり、食欲もまあまあ戻ってきたし、起きていても辛いことはない、後は鼻水とくしゃみかななんていう時は、1日4回から2回へ、1回へと減らしながら様子を見ていきます
もし、またぶり返すような時は、頻度を元に戻すのが良いでしょう
ちっとも症状が変化しない時
レメディーを選んで飲んだのに、症状がちっとも変わらない!
そんな時も正直あります
レメディ選びを間違った時ですね
その時は、症状をもう一度見直してレメディーを選び直すより仕方ありません
落ち着いてもう一度ゆっくり考えて選びなおしましょう
【注意】
※急性と慢性では飲み方もポーテンシーも違ってきます
そのお話はまた後日に…
まとめ
ホメオパシーを自宅でする場合、つまり「セルフケア」という観点で書きました
但し、見極めがが大事です
すべての症状を家庭でまたは自分で治そうとは思わないでください
ホメオパシーにハマる人は、病院に行かない傾向が強いですが、それは違います
敢えて「ハマる」と書きましたが、本来病気に対するツールに「ハマる」という表現はおかしいのです
でも、日本ではなぜか「ハマる」と表現したくなる人が多いのが問題だと思っています
家庭料理と一流のシェフが作るレストランの料理は違いますよね?
玄人はだしの人はいても、あくまで素人は素人です
どんな道にもプロはいて、素人とは違う訓練を積んでいます
病気を治すというスキルは命に関わることなので特に高度な訓練と知識が必要です
風邪と言って侮ることなかれ!
手に負えないタイミングを間違うとあなた自身もご家族も後悔することになりますから、その線引きだけは気をつけてくださいね
上手にホメオパシーのレメディーを活用して、健康ライフを営んでください!
関連して、「咳でホメオパシーのレメディーを選ぶ」症状別でもう迷わない!保存版 もご覧くださいね
また、「風邪でホメオパシーのレメディーを選ぶ」症状別でもう迷わない!保存版 もご覧ください
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