ホメオパシーにもデメリットはあります!
月曜日を迎えると、少し緊張を感じます(笑)、個人事業だから曜日は関係ないはずなのに未だにそう感じるのは習性でしょうか?
薬や病院に頼らないで健康に生き生きと暮らす方法をお伝えしています、更年期・アレルギー・レメディー心理学の専門家、ホメオパスの森本千佳です
物事には、必ず良い面とそうでもない面があるものです
メリット(良い面)だけを謳って何かを売られたり、薦めたりされた時は怪しいと言っても過言ではありません
猜疑心が強いのもどうかと思いますが、懐疑的側面は必要ですよね
では、ホメオパシーはどうなのか?メリットを語っているブログやHPは多いけれど、デメリットはあまり語られていませんが…
もちろんデメリットもあります
今日は、ホメオパシーのメリットとデメリットをお伝えしますね
ホメオパシーのメリットとは?
もちろんたくさんのメリットありますが、その中でも特に知っておいて欲しいことについて書いてみますね
1.自分の気質、体質を知ることができる
ホメオパシーという医療を選んだ時から、自分と向き合う時間が始まります
自分を良く観察しないとセルフケアはできませんし、プロのホメオパスに診てもらうにしてもその質問に答えるためには自分のことを深く掘り下げることが必要になります
その中で、自分の性格や癖、思考などを改めて知り「へ〜自分って実は◯◯なところがあるんだ」などど発見があります
また、体の特徴も自然とわかってきます
例えば、朝が苦手とか、夏より冬の方が体調を崩しやすいとか、◯◯を食べるとお腹が膨れやすい、下痢しやすいなどいろいろな傾向が見えて来るのです
2.予防医学への貢献
気質・体質がわかることで予防が可能になります
ある特定の食べ物が体に合わないとなれば、それを摂らなければ体調を崩すことはないですし、夏に弱いということがわかっていれば、体調を整えるように気をつけることもできます
体調を崩してから病院に行って、医療費を使うのではなく、未然に悪化を防ぐことで予防になるわけです
ホメオパシーを使っていると健康への意識が高まるので、予防医学に自然と向き合えるようになります
3.薬の乱用の低下
ゴホンと言えば◯◯◯、市販の風邪薬や胃腸薬、痛み止めなどにすぐ手を出していた人も、ホメオパシーで症状が改善される経験をすると、途端に薬の量が減ります
同じように頭痛が取れたとしても、レメディーで良くなった場合と痛み止めで良くなった場合では予後が違うことがわかります
体がすっきりして軽くなるので、一度それを経験すると薬には戻れなくなりますよ
4.自然治癒力の向上
人間には生まれながらに「自然治癒力」が備わっていますが、薬に頼っていると、段々退化して行きます
それは、まるで尻尾が必要なくなって尾てい骨しか残っていない私たちのように…
人間の機能は使わないと退化していきます
自分で良くなろうとする細胞の意思を薬が無理矢理押さえ込んでしまうので、働かなくなるのです
それが、レメディーですと細胞の働きを刺激して促進させることで結果症状が楽になるという過程を踏むので、自然治癒力を向上させることはあっても、その能力を抑制することはないのです
5.積極的に病気・疾患と向き合う
普段、病気になって病院に行く時、「お医者さんに治してもらおう」と思っていませんか?治る努力は自分がするものではなくて、お医者さんがするもの…
なんとなく私たちはそういう意識でいることが多いのですが、ホメオパシーの場合、それでは治りません
セルフケアの場合は、レメディーが道具として活躍はしますが、症状を見極めてレメディーを自分で選ぶという行為は、まさに自分で治ろうとする意識がなければ成立しませんね
プロのホメオパスに診てもらう場合でも、病院のようにはいきません
ホメオパスももちろん努力しますが、クライアントさんの自分で治そうとする積極性がなければ治ることは難しいのです
つまりホメオパスとクライアントの二人三脚が必要となります
これ、本当は病院でもそうなのです
手術をするのはお医者さんでも、患者の治ろうとする意識があるかないかでは症状の改善に大きな差が出ます
ホメオパシーの場合は、それがなければ治ることはないくらいに思ってくださいね
そして、それがあなた自身のメリットになるのです、なぜなら自分の意思で症状を改善させることができれば他のことにも自信が持てるようになるからです
6.時間をかけた問診
よく、病院は3分とか5分の診療で話を聞いてくれないと言いますが、ホメオパシーのクリニックならとことんお話を伺います
初回だと60〜120分くらい、二回目以降でも30〜90分くらいは掛かります
長ければ良いというものではありませんが、やはりみなさん仰るのは「これだけ自分の話を聞いてもらったことはないです、それだけでも随分心が軽くなり、癒されました」と…
日々家族や友人とおしゃべりすることはもちろんたくさんあるでしょう
でも、自分の話だけを真剣に聞いてくれる機会は実はそうはないのです
そして、それを求めている人がとても多いからこそこういう感想が出てくるのだろうと思います
ホメオパシーのデメリットとは?
メリットは実は私が今更語らなくても、みなさん実感していることばかりだと思います
ところが、デメリットになるとなぜかあまり語られることはありません、だからこそ私の講座ではいつもここに力を入れています
それを一挙公開します!
1.自己診断に従った結果、病状の進行・悪化を招く
セルフケアに於いては、自分で症状から判断してレメディーを選びます
その結果改善されれば良いですが、限られた知識と限られたレメディーの中で毎回必ず的確なレメディーが選べるか?というともちろん難しいですね
その結果、いつになっても良くならないどころか悪化していくということが起こり得ます
結局、病院に行かなければならなくなるという事態になることもあるので、自己診断である限りその可能性は付きまとうことになります
2.ホメオパシーへの過剰信頼が専門医療を受けるタイミングを失いやすい
実はこれもよく聞く話しです
ホメオパシーを使い始めて初期にレメディーがヒットする状態となり症状が改善される「奇跡的?」状態を経験すると自分とホメオパシーを過剰に信頼するということがとても起きやすくなります
すると、変に自信を持ってしまい、「こんな症状も」「あんな症状」もホメオパシーで行けるぞ!となり、危険な状態に陥っていることも気づかず、結局は相当に悪化させてしまうということが起きるのです
どこまでを自分でやって、どこからは病院に行くという境界線をきちんと決めておかないと手遅れという最悪の事態を招くこともあるのです
あなたは医者ではありません、私も医者ではありません
だから、謙虚であることが求められています
3.好転反応、プルービングが起こるリスク
好転反応とは、今の症状が一時的に悪化することを言います
例えば頭痛がしていて、その痛さを10段階で表した場合、8程度だったとします
ここで市販の痛み止めを飲むと30分もすると8から5に、4に3にと段階的に短時間でゼロに近くなります
ホメオパシーのレメディーを摂った場合、8だった痛みが一時的に10になります
この「一時的」が数時間ならまだしも1日、2日続いたらどうでしょうか?もしくは、痛みが8から15になってしまったら、それが30分だったとしてもいかがでしょうか?
おそらく、レメディーじゃなくて市販の痛み止めにしておけば良かったと後悔して当たり前ですね
もちろん市販薬に副作用という作用がありますが、ここではそれは別の問題として、レメディーにはこういった一時的悪化の症状が起こり得ること、その程度や時間については予測がつかないことを覚悟しておく必要はあるのが大事なのです
プルービングとは、レメディーの臨床実験を指している言葉です
新しいレメディーを作るには臨床実験をしてデータを集めてそれが、頭痛に良いとか下痢に良いとかのれレメディーの特徴となっていくわけです
一つのレメディーには、一つの作用ではなく(そういうレメディーもありますが)、多くはいろいろな症状に対応できます
例えば珈琲レメディーは、頭痛に対応していますが、一方で不眠にもよく使われます
ある人が、頭痛を治したくて珈琲レメディーを摂ったら、それは確かに改善されたけれど、その後から数日間不眠に苦しんだとすれば、いかがでしょうか?
ある症状は治ったけれど、一方で経験したくない別の症状を得てしまうということが起きるリスクがあるのです
これも歓迎できませんよね
4.病院嫌いを助長
もともと、ホメオパシーにたどり着いた人の多くがドクターショッピングをしたり、いろいろな医療・方法を訪ね歩いた経験を持っています
そして、そこでの好ましくない経験も必ずと言っていいほど持っています
そこで、ホメオパシーで劇的な改善を得たり、対応などに好感を持つと病院嫌いに拍車がかかり、その後医療が必要な状態に陥った時でも固辞することがあって、それは本末転倒だと思うのです
健康に、あるいは生きるためにホメオパシーを使うのであって、ホメオパシーを使うために生きているわけではないからです
大事なのは、元気になることです、道具の選択はそのためのもので、そこが目的にならないようにしなければなりません
5.正しいレメディーが選択されたかどうかという疑問
セルフケアでもプロのホメオパスに掛かっても、「正しいレメディーが選択されたのか?」という疑問は常にあります
セルフケアの場合、あるレメディーを摂ってみたけれど改善されないから次のレメディーということがよくあります
でもこれはプロの場合にも起こり得ることです
必ずプロは的確なレメディーを選べるかというとそれは残念ながら違います
一人のクライアントさんを10人のホメオパスで一緒にカウンセリングをしたとしましょう
得ている情報は全く同じですが、ホメオパスそれぞれどこに主眼を置くかは異なります
聞いた情報を正確に100個箇条書きしたとしても、そのどこを問題の本質と捉えるかによって選ばれるレメディーは変わってくるからです
10人いたから10種類のレメディーが候補の上がるほどの違いはないかもしれませんが、2〜3種類になることは十分可能性としてあります
その中でどのレメディーがその人に最も適しているかは、実は神のみぞ知るなのです
一人のクライアントさんに対して同時に3つのレメディーを服用してもらってもどれが一番効いたかはわかりません
また、A,B,Cと順番に試した場合、Aで多少なりとも改善された後でBを飲むということで、体調が異なるのでどれが一番効いたかはやはりわかりません
客観的に選んだつもりでも、そこに主観は必ず存在します
その主観が人それぞれである以上、正しいかどうかはわからないのです
6.スタンダードが確立されていない
例えば、医者になるにはだ学の医学部を出て国家試験に合格しないとなれません
一人ひとりの能力(学力)にはもちろん差がありますが、最低ラインが決まっているのである水準は保たれます
ところが、日本でのホメオパシーは制度が確立されていないため、その指標がありません
学校と言っても現実には私塾ですから、カリキュラムも自由な分、内容には差があると言わざるを得ません
また、医師でないものが医師を名乗れば、犯罪になりますが、ホメオパスに明確な線引きがない以上、1日の講座を受けて「ホメオパス」と名乗っても、3年私塾に通って「ホメオパス」と名乗っても犯罪ではありません
実際にそんな人はいないとは思いますが…
制度としてスタンダードがないために、ホメオパスにもピンからキリまであって、その質にはスタンダードがないということになります
これが日本のホメオパシーの一番の問題点だと思います
だから、ホメオパスを選ぶ目を受ける人は持つことが肝心なのです
7.客観性に欠ける面がある
医師にはある程度の普遍的ん理論やマニュアルのようなものがあって、私見を挟む余地がない、良い意味での客観性があります
ところが、ホメオパシーは例外が多すぎて、思想には普遍性があっても臨床には普遍性が通用しない世界です
そこが魅力でもあるのですが、諸刃の剣でもある点が問題なのです
それが悪いということはないのですが、それを知った上で自分の医療として採用する意思と自己責任の覚悟が必要です
まとめ
とても厳しいことを書いてきましたが、ホメオパシーに関わると者として一番大事なことと思い、書きました
ホメオパシーは素晴らしい!それだけを伝えて拡大していくのはどこか違うと思うからです
確かに素晴らしいツールですが、だからこそ安全安心な形で使って欲しいのです
ゴールは、病気にならない身体作りではありません
ホメオパシーを使ったからと言って一生病気にならないことを保証しているものではないし、そんなことはあり得ませんね
病気になりにくい身体、なっても自分で治る力を持った身体を作るお手伝いはできますが、それも目的ではないと思っています
ホメオパシーを使っているとだんだん健康になる感覚がつかめますが、その先にあるのはレメディーさえもいらなくなる身体だと思っています
以前のブログ「レメディーは薬の代わりではありません、レメディーも飲み過ぎは危険です」にも書いたように、ちょっと何かあったからと飲んでいるのは実は本当の健康な状態とは言えません
病気になる、症状が出ることがいけないのではなく、自分に免疫力や自然治癒力が十分備わっていれば、実はレメディーさえも必要としないはずなのです
そして、レメディーの本来の仕事は、自然治癒力を高めることです
だから、しばらくレメディーを使う生活をしていれば、逆にレメディーを手放せる日がくるはずなのです
本当のゴールはそこだと思っています
ご案内
本気でこころもからだも自分で調える!
自分を大切にしたいあなたのための特別セッション
今なら、無料で個人カウンセリングが受けられます
なかなか、レメディーがうまくヒットしない時は、こちら↓↓↓の記事をぜひクリック!